いまさら聞けない資産運用の「利回り」とは?

「利回り」って何?

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出典:デザイナーズ賃貸併用住宅 Residence+

資産運用をしていこうとするなら、「利回り」と言うことばを理解しておく必要があります。「利子」や「利息」と言うことばもありますが、どちらも整理して覚えていきましょう。
資産運用をしていく中でスタンダードな債券取引は「お金の貸し借り」の手段のひとつです。お金を貸した人は、お金を借りた人から何らかのお礼を受け取りたいと考えます。友人同士の貸し借りであれば、見返りのない場合もあるでしょう。しかし、金融業者からお金を借りた場合、あらかじめ決められた率のお金を付随してお金を返すことになります。この見返りとしてのお金を、「利子」または「利息」と呼びます。
そして、ここでお話しする「利回り」とは、これらの利子や利息とは少し違う性質のものです。債券は、株式と同じように自由に売り買いできる金融商品です。そのため、債券の値段も同じように変動しているのです。たとえ券面に書かれた利率は同じであっても、買ったときの値段がどの程度高かったか安かったかによって、プレミアムの大きさはかわってきます。
投資家がその債券を購入したときの金額=投資額と、最終的に受け取るお金=元金+利子を踏まえて計算した利益額のことを、「利回り」と呼びます。利率、年利率とは、債券を保有しているあいだ、配当として毎年受け取ることのできる利子の、投資額面金額に対する割合のことをいいます。これを「表面利率」とも呼ぶことがあります。債券の利率は、債券を発行するときの金利水準や、債券を発行する元の信用力などに応じて決められます。

利回りの種類とは

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出典:Daily Dose of Irrational Exuberance

また、その形式によって利回りにはさまざまな種類があります。「応募者利回り」は、債券投資において国債や地方債、社債などの新規発行の債券を発行日に発行価格で購入し、償還期限である満期日まで所有した場合の利回りのことをいいます。この利回りは、「受取利息」と「償還差損益」との合計額が「投資元本」に対して年何%になるかを見るものになります。「最終利回り」とは、債券を購入した日から償還期限まで保有した場合の利回りのことです。これは、償還時に生じる額面と取得価格の差と期間中の利息を足したものが、トータルの損益として表されます。「所有期間利回り」は、債券投資において債券を償還期限まで保有せず、途中で売却した場合の利回りのことをいいます。「直接利回り」は「直利」とも呼ばれ、債券投資において、国債や地方債、社債などの債券の購入価格に対する1年間に受け取る利息の割合を示したものをいいます。
たとえば、「利回り10%」という表示は100万円を投資したら、資本金の100万円が1年後には110万円になっていると言う状態になります。今は、銀行にお金を預けても普通預金では1年間で0.001%の利子しか付きません。100万円預けても、1年でたった1000円しか増えないと言うことです。ATMの振り込み手数料や引き出し手数料を考えたら、良くてプラスマイナス0程度の利益率です。銀行にお金を預けているだけで、資産が殖える時代では無くなってしまいました。
利回りを良くすると言うことは、利益を得ると言うことです。資産運用で得をしようと思えば、利回りを良くすることが必要なのです。さて、この利回りを上げるためにはどうすれば良いのでしょうか?実は、意外と思われるかもしれませんが、最も重要なことは「損をしない」ことです。損をしなければ、あとは差し引きゼロか利益が出るかのどちらかしかありません。

利回りで商品えらび

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出典:Daily Dose of Irrational Exuberance

利回りが高いか低いかで、リスクの程度をはかることは出来ますが、その金融商品が安心かどうかを決めることは出来ません。利率の低い商品であっても、高リスクな商品も存在するのです。また、金融商品には「確定利回り商品」も存在します。これは、資本金となる元本から減ることは無い保証があり、さらに利息が一定になっているため利回りも決まっている商品です。つまり、低リスクで資産運用が出来ると言うことです。元本保証で確定利回りの形式をとる金融商品としては、「銀行預金」や「郵便貯金」があげられます。銀行や郵便局と、預金の時点で利息を提示して契約を結んでいるため、利回りは確定していることになります。また、国債や社債などの公社債も確定利付証券と呼ばれる確定利回り商品です。しかし、公社債は一定の利子を支払うことを契約で定めているものの、元本保証ではないため注意が必要です。また、公社債の利子は確定していますが、債券自体の価格は変動します。そのため、確定利回りと言えどもトータルでの利回りは売買時期や保有期間によって変動します。資産運用の手段としてよく使われる「国債」も確定利回りの一種です。国債は国から債券を買うため、国を相手にする=信用リスクが低いため、比較的安定した利回りを得ることができる金融商品です。元本割れの心配も他の社債などに比べると低い商品ですので、資産運用の方法として取り入れる人が多いわけです。しかし、安定しているからと言って全く安心出来るわけではありません。この先、日本の経済がマイナス方向に傾けば、国の信用は下がります。すると、債券自体の価値が下がってしまうため、利回りがマイナスになってしまうこともあるのです。つまり、確定利回り商品を選べば安心出来るわけではありません。利回りをしっかりと押さえることはもちろん、扱おうとする金融商品がどの程度の信用をもっており、安定した利回りを得ることができる商品なのかを見極めることが必要なのです。

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