株式投資で失敗するパターン3つとその回避法

失敗①買ったとたんに株価が下落してしまう

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出典:WallpaperUP

株式投資に限らず投資というものは、利益を得られることもあれば、反対に損失を被ってしまうこともある。逆に言えば、損失を被る可能性がある分、利益を得るチャンスがあるのだ。しかし、投資家ならば誰しも、損をしたいと思って取引に臨んでいるわけではない。にもかかわらず、往々にして損失は発生するのだ。今回は、投資を始めたばかりのビギナー個人投資家にありがちな、株式投資でよくある失敗のパターン3つと、その回避法について考えてみよう。


まず1つめは「買ったとたんに株価が下落してしまう」という失敗だ。投資家のほとんどは、雑誌や新聞、テレビやインターネットから経済ニュースを収集して、投資行動のための判断材料にしているのではないだろうか。そして、それらニュースを閲覧している中で、特定の企業の業績に今後上昇の見込みがあり、どうやら株価が急上昇しそうだと目論めるときがある。株価が上昇しきってからでは手遅れとなるので、機先を制しようとともかくその銘柄を成り行きで購入するのだ。


しかし、こういった手法で購入した銘柄は、かなり高い確率で、購入直後に一旦下落してしまう。そして、しばらくは含み損を抱えてしまうのだ。ほんとうに見こみのある銘柄ならその後プラスに転じるが、結局含み損が解消されることなく塩漬けに向かうこともある。


なぜこんなことが生じるのであろうか。実際、どんなに上昇傾向にかる銘柄でも、週間のようにやや長い目で眺めれば、2%~5%程度の幅で上昇と下落を日々くり返している。そして、その日々の上下幅の高目でつかんでしまうと、その後含み損を抱えることになる。成り行きでの購入がこういった事態を招く。これを回避しようと思うなら、開場前の指値注文で、現在値の1~2%に狙いを付けるのが良い。この方法なら、その日の最安値付近で購入できるだろう。その日に購入できなくても、翌日・翌々日と繰り返せば、相当な確率で購入できる。

失敗②長期間塩漬けにしてしまう

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出典:ノムコム

2つめの失敗は、「購入後マイナスに陥った株式を、売却できずに半永久的に保有してしまう」つまり「塩漬けにしてしまう」失敗だ。これは投資家心理からすれば当然の投資行動なのだが、良い結果に結びつくことはめったにない。すなわちこれを回避できるかどうかは、投資家としてビギナーかどうかの分岐点言っても良いだろう。いったん購入した銘柄をマイナスで売却するのは、損失を決定することである。まるで自身の投資行動(過去の判断)の非を認めるようで、非常に抵抗を感じてしまうのだ。


しかし、「いつかはプラスに転じるだろう」と長期間(半永久的に)保有し続けるのは、決して良い結果を招かない。1か月以内など短期間でプラスを回復しない銘柄は、ほとんどの場合1年以上もプラスにはならない。それよりも、保有し続ける間にどんどん下落幅が大きくなっていくことも往々にしてあるのだ。そしてそういった保有株式は、手のつけようもないままで自身の口座の中に眠り続けることになる。


この失敗の回避方法はただ一つ、思い切って売却してしまうことだ。損失の確定は投資の失敗ではない。プロの投資家でさえ、55勝45敗なら超好成績だと言われているのが投資の世界だ。通算でプラスになれば良いのであって、一つ一つの取引で損失を出すことは、決して恥ずかしいことではない。売却してしまいさえすれば、たとえ目減りした金額だとしても、その買付余力で別の銘柄に投資できる。また、いつまでも口座の隅でマイナス銘柄を抱え続ける精神的負担から解放されよう。

失敗③利益確定した後に上昇する

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出典:アイジースタイルハウス

最後に取り上げる失敗は、「十分に上昇したと思って売却し利益確定したが、その後にその株価が急上昇してしまう」というものだ。もしあの時に売却せずに保有し続ければ、自分もこの大幅な利益を享受できていたのに…と後から悔やんでしまうことは大いにある。


しかし、断言しよう。これはビギナー個人投資家に限って言えば、失敗ではない。強いて言うなら、利益確定した後もその決断を信じ切れず、くよくよして精神力を削っていることだけは失敗だろう。だが、よく考え直してみてほしい。この場合は、たとえわずかであろうとも利益が出ているのだ。最安値で購入して最高値で売却する者などいやしない。先ほどの「55勝45敗」の話なら、これは「55勝」にカウントされるのである。小さな勝利を積み重ねていくことこそが、脱ビギナーへの一歩となるのだ。


失敗ではないので回避方法ではなく対処方法となるが、それでも利益確定した後の株価の動向が気になるのであれば、もう一度購入し直せばよい。このときのコツだが、ひとつ前の売却価格よりも安い価格で購入できれば、言うことはない。これなら、先ほどよりもより有利なポジションを得ることになるのだから。とはいえ、何事にもハラハラして平常心を失いがちなのがビギナーである。小刻みに市場から距離を置いて、平静を取り戻すのは悪いことではない。勝負しなければ、負けないのだから。


今回は、ビギナー個人投資家にありがちな3つの失敗についてご紹介した。今回の記事が、読者の脱ビギナーの一助となれば幸いである。

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