資産運用のメリットはお金だけじゃない!

資産運用で得られる、キャピタルゲインとインカムゲイン

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出典:写真AC

一般に資産運用で得られるメリットというのは大きく分けると2つである。つまり、キャピタルゲインとインカムゲインだ。


キャピタルゲインは、運用資産の売買益を意味する。株式や投資信託、外貨などを購入したときよりも高い価格で売却したときに得られる利益のことだ。不動産投資でも建物価値は普通時間経過とともに減少するが、地価の高騰などによりキャピタルゲインが発生することはある。そして当然、キャピタルゲインはその資産を売却して手仕舞いするときに得るものであるため、その収益は現金で得ることになる。


これに対して、インカムゲインはその資産を売却せず保有し続けることによって毎年(または毎月、半年ごとなど)得る利益を意味する。資産運用の方法によって呼び名が異なるのだが、株式投資の場合は「配当」、投資信託なら「分配金」、不動産投資なら「賃料」と呼ばれる。キャピタルゲインに比べれば少額にはなるが、一定期間ごとにある程度の現金が得られる。資産を売却せずとも収益が得られるので、その資産に投資し続ける限り恒久的に収益が得られるのだ。


キャピタルゲイン・インカムゲインとも現金で得られるのが一般的だが、実は株式投資に限っては、現金だけではなく、現物でインカムゲインを得られることが多い。「株式優待」と呼ばれるのがそれだ。

株式保有で得られる優待というメリット

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出典:アイジースタイルハウス

前述のように、株式投資では売買益(キャピタルゲイン)と通常年2回の配当(インカムゲイン)の現金収益の他に、年数回の「株主優待」が得られることが多い。


企業は投資家たちから資本を集め、それを元手に営業する。得られた営業利益のうち設備投資など営業拡大に回す部分はとっておいて、資本を拠出した投資家たちに利益を還元するのが配当だ。だが、株式会社というものはそもそも、その営業を通じて有価値なものを生産しているのである。外食チェーンなら外食サービス、菓子メーカーならお菓子、鉄道会社なら運輸というように。そして、外食チェーンを例にとってみると、1株につき1000円を配当として株主に還元するよりは、チェーン店で使用できる1000円分の飲食券を配布する方が、さまざまなコストが削減できるので負担が少ないのである。このため、飲食店や食品メーカーなど消費者と距離が近い営業活動をしている株式会社のほとんどが、「株主優待」という形で、配当とはべつに投資家たちに利益を還元しているのだ。


外食チェーンから3つ、「株主優待」を行っている代表的な企業を紹介しよう。


・コロワイド〈7616〉:様々な業態を展開する外食チェーンである。500株以上の保有で「居酒屋『甘太郎』や回転寿司『カッパ寿司』、レストラン『ステーキ宮』などで使えるポイントが年間4回、合計4万円分得られる。実際に店頭で優待を受ける時間の余裕がない人は同ポイントでステーキやマグロなどの優待品を郵送で受け取ることもできる。


・吉野家〈9861〉:「安い・早い・うまい」で一世を風靡した全国展開の牛丼チェーンである。100株以上の保有で、年2回合計6000円分の飲食券が得られる。お釣りは出ないのだが、優待券は300円ごとに1枚となっているので、使いやすい。


・きちり〈3082〉:居酒屋チェーンである。年間3000円分の優待券が、100株以上の保有で1枚、500株以上の保有で3枚得られる。2015年12月現在、株価は700円前後で推移しているので、7万円で3000円分の優待が得られることになり、利回りはなんと4.1%になる。


以上のように、サービスを受けられるだけでも十分にメリットのある「株主優待」なのだが、投資家にとっては企業の商品やサービスを実際に体験して企業価値を測るきっかけでもあり、企業にとっては個人投資家から広く資本を集める手段でもある。「株主優待」目当てに投資する銘柄を選ぶ人もいるくらいだ。

株主にならないと得られないメリットも

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出典:イエタッタ

ここまで紹介しただけでも非常にメリットの大きい「株主優待」なのだが、企業の商品やサービスを現物で還元するという性格上、ファンならば見逃せないようなものを提供している企業もある。こちらも、代表的なものを2つ紹介しよう。


・エイベックス〈7860〉:音楽販売やライブ事業などを行う。有名アーティストが多数参加するコンサート『a-nation』のチケットを、一般販売に先駆けて予約し、割引価格で入手できる。また株主限定のCD/DVDを配布している。


・サンリオ〈8136〉:ハローキティやマイメロディなどのキャラクター商品を企画・販売している。直営店で使える割引券や直営テーマパーク『ピューロランド』『ハーモニーランド』の入場券の他、株主限定のキャラクターグッズが配布されている。


これらはあくまで代表例として挙げた一部である。このように、一般には手に入らないような商品を、株主限定の優待品として配布しているのだ。


もしあなたが好きなブランドがあるのであれば、まずはその企業の株主優待を調べてみてはいかがだろうか。飲食券などの金券が得られるかもしれないし、もしかしたら限定品が用意されているかもしれない。何より、自分が好きなブランドの株式を保有しているというのは気分がいいものだ。また、自分自身はその商品に興味がなくても、家族や親戚・知人の中に強烈なファンがいるなら、同様の理由で投資を検討する銘柄に入れても良いだろう。

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